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5Gの実用化でできること

 

5Gとは「第5世代の携帯電波に関する技術方式」のことです。

ちなみに、携帯電波技術の歴史を簡単にまとめると以下の流れとなます。

1G・・・通話専用で料金も高く、業務利用が中心だった。国際基準がないため、仕様が各国で異なる。
2G・・・インターネットやメールなどが可能になり、一般に普及するきっかけになった。
3G・・・国際規格が策定され、ローミング(海外で日本の携帯電話を利用する)などが可能になった。通信も高速化。
4G・・・3Gよりさらに高速化。人口カバー率(電波がつながるエリア)も上がり接続しやすくなった。

4Gと5Gの違い

■高速大容量通信
■低遅延
■同時多数接続

この3点が特徴になります。

5Gでできること

1. 4K/8K動画がスマホからでもスムーズに視聴できる

現行の4Gでは容量の大きな動画はダウンロードに時間がかかり、スムーズな視聴は困難でしたが
5Gで高速大容量通信が可能になることで、外出時でも容量の大きな4Kや8Kの動画をスムーズに見られるようになります。

2. リアルタイムでのVR体験が可能になる

リアルタイムでのVR体験には、遅延が少ないことが重要になりますが360度自分の動きに合わせて視界が変わっていくVRでは自分の動きと目の前の映像の間に遅れがあると気分が悪くなる場合があります。
これが「VR酔い」と呼ばれる現象です。

5Gなら高速で低遅延な通信によって「VR酔い」を軽減しよりリアルで、実際にその場にいるかのような臨場感を得られるでしょう。

3. 自由視点でスポーツ中継を視聴できる

5Gの高速で低遅延な通信を使えば、さまざまな角度から撮られた映像を合成し、スタジアムの中に実際にいるかのようなスポーツ観戦ができるそうです。

4. 安全な自動運転が可能になる

5Gは遠隔操作による安全な自動運転も可能になります。
現在実現している緊急ブレーキシステムやハンドル操作サポートなどが現在では実現されていますが、
将来的には運転を全てシステム制御した「完全自動運転車」が実現されると言われています。

5. 遠隔操作で手術できる

5Gによって可能になるとされている「テレイグジスタンス」という遠隔操作技術です。
リアルタイムで人とロボットが連動して動くため、医療現場で応用すれば遠隔地からの手術も可能になります。
どこにいても医療を受けられるようになれば、地域による医療格差が改善される予定です。

6. 無人で効率的な農業ができる

5Gは、人手不足の問題が深刻な農業にも恩恵をもたらすことが期待されています。
ドローンや無人農機などを遠隔操作して農場の様子を映像で把握したり、生育状態や気候などの必要な情報を統合したりして効率的に農作業を行う「スマート農業」の実現が、5Gによって実現するでしょう。

7. 混雑した場所でも安定した通信ができる

都心部や野外フェス会場など、人が密集している場所でスマホがなかなかネットに繋がらない……という経験がある方は多いのではないでしょうか。

これは、4Gの「同時接続数が1平方キロメートルあたり10万デバイスまで」という規格が原因です。
これが5Gになると1平方キロメートルあたり100万デバイスまで増えるため、人の密集した場所でも快適にインターネットを利用できます。

8. 身の回りのあらゆるモノがインターネットに接続できる

これからはスマホやPCだけでなく、家具や家電といったモノもインターネットに接続されるようになり、あらゆるものから情報を取得できます。
5Gの高速大容量通信と同時接続性を利用して、今、冷蔵庫にある在庫から献立の提案や現在空席がある近くのカフェや、目的地までの空いているルートを入手できる未来がくるかもしれません。

9. スマートシティを実現できる

5Gの活用を期待されている分野の一つとして、スマートシティがあります。

スマートシティとは「都市の抱える諸課題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区」のことです。
スマートシティが実現されれば、たとえば街中の交通情報が一括で管理されて渋滞の解消に繋がったり、エネルギーが効率よく配分されて環境に優しい街になったりするなど、さまざまなメリットが考えられます。

詳しくはこちらを参考にしてください。

https://www.mlit.go.jp/scpf/projects/index.html

どの5Gが実用化されても私たちのとって便利に使えるのではないでしょうか。